
6/27(日)鎌倉、和賀江島へ。
海を目の前に気持ちが高揚する。そして、どこか包み込まれるような安心感を感じ、心が動くのがわかります。
子どもたちもグッと心を打たれた様子で、目を輝かせている。
海が言葉ではない見えないところのつながりを届けてくれるのです。

森と同じようにさまざまな生き物たちが暮らす海。色や形から感触まで、個性豊かで面白い。
ウミウシのこの色は一体どうして?ひらひらしたのは何?髪の毛?正解は後回し。想像することを楽しみます。

海が身近でない子どもたちにとっては、海の生き物はもちろん、海そのものが体感の場。海水、波、ゴツゴツした磯。この場にいるだけで、心は動きます。好奇心旺盛に入っていくも良し。自分と対話しながら判断するも良し。向き合い方はいつでも自由です。

はじめは「ヤドカリいたー!!」と興奮した様子も、時間が経つにつれて、「ヤドカリは目をやればどこにでもいる。ほら、ここにいるでしょ!」と体験して学んでいく。そして、まだ見ぬ世界へ想像を膨らます。夢見ることがとっても大切なのです。
「ほら、いたよ!」と、親指の先にいる小さなヤドカリ。大人には見えない世界を子どもたちは見ています。
大人も見えていたはずなのです。いつの間にかフィルターがかかっているのです。子どもは外し方を教えてくれます。


本日のヒトデマスター。たくさんのヒトデを並べています。「どうしてみんな模様が違うんだ?」と、大人が聞くと、「それは人間と同じじゃないですか?」と即答。子どもから学ぶことは本当にたくさんあります。

ヒトデの足を体感する。手にのせて水の中でじーっと待つ。ヒトデの足が手にくっつき、少しずつ動き出す。
言葉だけでは伝わらない。体感するには、海へ、自然の中に向かうことです。
最後は、海水浴。生き物さがしも楽しいけど、海に入るだけで十分。遊びはそこから生まれるもの。

