パーマカルチャーを取り入れた敷地のデザインを進めるKoru Nature Designの拠点、Koru Farm。3月上旬にパーマカルチャーデザインコース22期の同期が集まってくれました。一部紹介です。 ここには、作業小屋があります。DIYで秘密基地のような、アトリエのような、小屋にしたい。テーマは、『一人でもみんなでも居心地がいい小屋』。今回は、古い砂壁を漆喰に。

先ずは、古い砂壁の砂を落とします。一瞬で部屋中が砂煙につつまれ目を開けるのもままならない。想像できたことかもしれないけど、もうおそい・・・。

どこまで砂を落とせばいいのだろうと悩みつつも作業を進め、見事に砂を落とすことに成功。外の空気がとっても清らかに感じる体験をし、当たり前としている空気に感謝。

さあ、漆喰を塗っていきます。初めての体験に大人もわくわく。その姿に子どももわくわく。みんなでわくわく、ぬりぬり。
「おもったよりかたいね」
「たのしい~」
「はじっこがむずかしい」
「うえからしたがいいね」
思い思いに感じたことが口からこぼれる。塗り方があるのでしょうが、自ら体験して感じるじかんを大切にします。

「つめたいね、これ!」
手を使ってこそわかる感覚。思い立ったらやってみる。自由に、思いのままに。

気がつくとみんな夢中。黙々と作業を進め、自分の世界に入っています。
ただ、同じ場・時を過ごす感覚は、見えないものでつながっています。
この見えないものは、とってもあたたかく、幸せなものように感じ、大切にしたい感覚だと思います。
お昼休憩の後、仕上げの二度塗りです。「1回目より塗りやすい!」と感動。二度塗りの必要性を身をもって体験。ここまでくると慣れたもの。スイスイ進め、小屋の漆喰塗り完成です!
プロ仕上がりにならずとも十分な仕上がり。よーく見ると一面ごとに個性が表れている!?後に見たときに、この日のできごとを思い出せる。
これからも『一人でもみんなでも居心地がいい小屋』を創っていきます。ご興味ある方、一緒に作りましょう!
モノづくりに、人が集まりコトが生まれる。そこでは、なにかが起こり、なにかを感じ、なにかを手に入れる。ここは、人と人とが集まり過ごす暮らしの場。