初夏は、川でガサガサ生き物観察。集合場所の登戸駅から二駅。東京を流れる野川に向かいます。自然は思っている以上に身近にあるのです。

川が見えるなりもう入りたくてたまらない。予定していた目的地よりも下流で「もうここにする!」と子どもたち。道具の使い方を聞いて早速ガサガサスタート!

「いたー!」はじめて早々発見!離れたところに友だちにも報告です。

次は、ぼくたちだという気持ちが伝わってきます。ここかもしれない。あそこかもしれない。もうガサガサに夢中。

気がつくとたくさんの生き物を見つけました!

ガサガサも楽しんだところで、川あそび。
川の中での競争や水きり、水のかけ合い。そして少し溜まったところで水風呂。まだ冷たいと思うけど・・・。

やっぱり冷たい(笑)。
しかし、子どもたちは考えます。太陽で温まった石を使って温まる。自然の中で、寒さと暖かさを全身で感じています。

寒さを感じつつもそれが遊びに変身。お風呂づくりのはじまりです。
石を並べ、囲った中の石を外に出して、寒いから始めた遊びは、楽しさで寒さを忘れてしまいます。

お風呂づくりから遊びは、どんどんと展開していきます。水の道づくり。共通の目的を持って作りつつも作り方やアイデアはそれぞれ認められる。決まったかたちはなく、自由なのです。

浅く、流れが少ない所では、ナマズも見つけました!まだ小さいですが、しっかりヒゲがあります。

身体も冷えたので、午後は川沿いにある公園の用水でザリガニ釣り。集中すればするほど、顔がどんどん水面に近づきます。当たりはあるけど中々釣れない。糸を引く感覚で存在を確かめ、感覚を研ぎ澄ますこと1時間。

そして、もう時間。
諦めかけたところで「いたー!」「ザリガニじゃない!!」
ものすごい大物を最後の最後でGET!!立派なモクズガニ。みんなの粘り勝ちで大満足で終了。
捕まえた生き物はすべて元の場所に。ありがとうと感謝を込めて。