手作りバードコール&農体験

更新日:11月2日

 夏から秋へと移りゆく季節の中、多摩丘陵の里山へ向かいます。同じ里山に四季を通じて通うと、自然への気づきがより濃いものになります。里山の入り口に立った第一声は、「あ、木の葉っぱがない!」。

 春、夏と通い、すっかり馴染みの場所に。荷物を置いてひと遊びです。斜面の上り下り、枯れ草を集めベッドづくり、虫探し。たくさんのバッタやカナヘビ、大きくなったカマキリと秋を見つけます。



 遊びが落ち着いたところで、バードコールづくり。秋、冬はバードウォッチングに最適な時期。これからの森歩きのアイテムを手作りします。


1.のこぎりを使ってカット

2.ネジ穴をあける

3.ネジを差し込み音が鳴るまで回す

 堅い木をのこぎりで一生懸命カットします。あと少しと思ってからが中々進まず、何度も切り口をのぞき込んでは繰り返します。思わず「手伝う?」と声を掛けてしまうスタッフでしたが、誰一人助けを求めず自分の力でカットします。子どもたちの力をもっと信じなくてはと学ぶ日々です。

 普段あまり触れることができないのこぎりやドリル等の道具。好奇心をくすぐられるようです。使ってみて、使い方やその難しさ、危険を知っていきます。

 音が鳴るまで最後のひとふんばり。「あつい!」ネジが摩擦熱で熱くなるほど頑張ります。「火おこしもおなじだよね」とステキな気づきを得たようです。


 出来上がったバードコールは、さっそく鳴らしてみます。「ねえ、今応えてくれた!」すっかり耳は鳥の声に夢中です。






 バードコールをきっかけに、無意識に聴いていた鳥の声に意識が向かうじかんが生まれます。そして、鳥たちとつながる感覚を味わう体験です。手作りした特別感を持って、これからの森歩きが楽しみです。


 午後は、あした農場さんで農体験。9月は、ちょうど野菜がない季節。夏の間食べてきたナスの片づけです。野菜は育てて、収穫だけではないのです。




 最後のナスを収穫し、紐を外し、支柱を抜き、ナスを抜きます。中々の力仕事ですが、ペアを組めば作業が進みます。仲間と協力するステキなじかんが生まれます。


 「片づけるよりも作るのも大変なんじゃない」とふとした一言が、大切な気づきに思えて仕方がありません。


 収穫して食べられないナスはポニーへ。抜いた株は土へ。自然のものに無駄なものはなく、循環して回っていることを体験を通して気づき、知っていくことができるじかんです。




 これから深まる秋。春や夏とは違った景色が自然の中にはあります。

 自然からのGIFT“大切な目に見えないもの”は、子どもたちにさらなる楽しさと学びを届けてくれます。

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